面白きこともなき世を面白く
住みなすものは心なりけり。MSNの明日の天気予報には、お日様のマークが出ている。晴れるのかな。晴れても暑くなければいいな。無駄に暑いのはもう沢山だ。早く本物の秋がきてほしい。
秋。こんな感じの塔があってhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%B8%96自分が修道僧か何かだったなら、とか夢想してみる。中世。この後に、ルネサンスがきて近代に通ずるようなヒューマニズムが始まり、今に至る。
サルトル(今時!?)がいったように「人間は自由という刑に処せられている」。俺は別にコミュニストじゃあないけれども、例えばこんなエピソードがある。冷戦が終わって壁が崩れ、東西ドイツの統一がなった後、多くの旧東側の住民は、自分で何ひとつ選択する必要のなかった分断時代を懐かしんだという。
うち震えるような朝霧のなかに、もう一度身をおきたいだけなのだ。濃厚な土の匂いを、草ぐさを、漆喰を、すぐ鼻先に感じたい。ヒューマニズムなど、なにほどのものだろうか。