セム的な、あまりにセム的な

「海のエジプト展」inパシフィコ横浜に行ってきた。http://www.asahi.com/egypt/


なんていうかこう…地中海世界っていうか、エジプト的なものとギリシア的なものの節操のない融合っていうか。プトレマイオス朝なんて、ギリシア人のくせにファラオだしね。それにしてもアレクサンドリアは素敵な都だったんだなぁ。クレオパトラ7世が愛したのも頷ける。


アレクサンドリア沖の海底を、むちゃぶりな掃除機みたいのでブオーっちゅうて吸いまくったらしい。ブオーっちゅうて。コイン。装飾品。日用品。ヒエログリフ。多種多様な像たち。


ナイルが神格化したハピ神と、ファラオと、王妃の5mの巨像が、左足を一歩前に出し、拳を握りしめたエジプト伝統のポーズで並ぶ。当時スフィンクスは相当人気だったらしく、とりあえず狛犬のように置いてある。一方、この頃の日本列島の住人は、どうやらかつがつ稲を育てはじめたか、まだイノシシでも追い回していた頃だろう、良い悪いは別として。


久しぶりの横浜だった。相変わらず小奇麗な街だな、良い悪いは別として。写真はない。なぜならデジカメを忘れたから。帰りにベタだが中華街に行く。フカヒレナントカカントカ。


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最近、高校時代によく聴いたQUEENを聴いている。今日はまた暑かったけれど、なぜかQUEENは秋のイメージだなぁ。秋によく聴いていたからか、俺が思う故郷の一番いい時期が秋のせいか。フレディ・マーキュリーがやりすぎなのはもちろん俺のせいではない。