言葉について

9.11の折にリベラル爺さんとして表舞台に担ぎ出されていた言語学者ノーム・チョムスキーの若かりし頃と哲学界のセクシーなハゲ代表ことミシェル・フーコーディベート in 1971。チョムスキーアメリカン・インテリジェント・ジューイッシュなスノッブ・スタイルは最高に粋。もちろん思想家としてはフーコーが偉いけれど。

それにしてもこの二人の言葉の聞いていて心地のいいこと…力強く、明晰で迷いなく、しかも詩的な響き。結局のところ、虫が鳴くように、鳥が囀るように、獣が吼えるように、人間は話す(そして書く)のだろうから。

いかにも地味〜な動画…いや静止画ですが、恥ずかしながらワタクシこれ見て…いや聞いて泣きました。6/6までありますが、開高健が好きな方、もしくは奇特な方で尚且つヒマな方はどうぞ。72年の講演から。